日本シリーズ感想その二

昨日の続きです。今日は個人的に考える要因を挙げていきます

情報戦の勝利。

これは結構マスコミでも言われてます。こちらはスコアラーを146試合全てはおろかキャンプにも派遣してました。そしてそれを上手く活用して主力3人が抜けるという苦しい所を上手く切り抜けたとおもいます。
対してタイガースはマリーンズを掴めてない感じでした。2戦目の俊介が例でしょう。タイガースの打者は俊介の高めを手を出してました。俊介は軌道が浮き上がるので高めは打ちにくいんで高め、特に内側は手を出すべきではないピッチャーなんですがそれも掴めてなかった。その他も?がつく所が多数(サーフの牽制,西岡の奇襲バントなど)ありました。いずれも少しパ・リーグに詳しい人ならなら知ってる事で、ちょっと調べれば解る事なんですがそれを防げなかったのは本当に調べたんかな?と思いました。

使える駒の数。

シーズンの数字はタイガースとマリーンズはシーズンの数字は似たような数字ながらも、10の力の選手が数人、後5、6の力の選手といった編成のタイガースに対し8の力の選手が大量にいたマリーンズ。駒が多いほうが様々な状況に対応できるといった点で有利に戦えた。

監督の力量。

情報戦の勝利、使える駒の数の差のせいで監督の力量の差も大きく働いたのではないでしょうか。ボビーはデータ分析能力に優れているので情報があればその状況に応じた選手がどんな選手を使えばいいか解る監督です。しかもベンチに様々なタイプの選手がいる。変幻自在の采配をする事が出来たんではないでしょうか。しかも雰囲気作りは言うまでも無く素晴らしい。
対する岡田監督、雰囲気を作るのも監督の仕事。第三戦の4回表の里崎の併殺崩れは例えパフォーマンスでも抗議に行くべきではなかったか?あれだと下柳かわいそうですよ。戦おうって気にならない。あそこは抗議に行って選手になんとしても勝つという意識を指揮官は見せるべきではなかったか?シリーズに入るときも雰囲気で負けていた所はあったと思いますね。采配が後手後手に回ってしまったのも痛かった。シーズン中の長期的な戦い方とシリーズの短期的な戦いは違うと思うんで、シーズン中の戦い方はマイナスに働いたんでは無いでしょうか?駒の数も少なかったのも影響したと思います。指揮2年目の岡田監督と百戦錬磨のボビーとの差があるのは当然といえば当然ですがね。
まだ要因はありますしシーズンオフでネタが無いので明日にも続かせます