VSタイガース、IN甲子園。第一ラウンド

(野球・公式戦)6/3タイガース10-7マリーンズ

昨日のタイガースVSホークスの最後の方をテレビで見ていて、9回にホークスの守護神三瀬が2点を取られ金本の死球で退場し、後一歩の所まで追い詰めたものの佐藤が後続を断ったのを見たんですが、テレビの前で余計な事をしやがってと思ってしまったゲームでした。人間は基本はいいことの方を覚えていて悪い事は忘れるタイプが多いし、しかも後から起きた出来事の方が覚えているので、守護神から2点を取り後一歩まで追い詰めたのは明日に繋がってしまうんですよね。しかも相手が変わり気持ちの切り替えも上手くいく。
こういう伏線があり、1回に赤星のスリーベースの後、シーツの小坂の守備範囲が広いためにグラブに当てて方向が変わってツーベースにしてしまったので簡単に一点入ってしまい、今岡のサードゴロを今江がエラーという阪神にとってラッキーな状況が続いててしまい、阪神のムードが今日はいけるになってしまったのは本当に痛かった。これで矢野にスリーラン打たれてしまった。
今江のエラーは大量失点の原因ではあるけれど、ミスは野球につき物。まだ若手ですし、その後ちゃんと2安打打って取り返してる事も考えればあんまり責めてやりたくない(今江のエラーの時に「今江、お前は悪く無い阪神園芸*1が悪い。」と野次ったくらいですから。阪神園芸の方ごめんなさい)。自分が怒ってるのは清水です。エースたるもの若手のミスの時は自分が取り返してやらなければいけないもの。若手のミスや不運で簡単に崩れるなどもってのほか。エースは負けるにしてもこれで負けたらしゃあないと思わせる投球内容でなければいけない。今日の投球はエースとは思えない。
しかし初回に5点を取られ、3回に一点ずつ取り合い1-6にされるものの堀の三ゴロ、ベニーのタイムリーツーベース、里崎の遊ゴロで計三点を取り、七回にフランコのツーランで追いつきます。
去年なら初回で負け決定ですよ。自分も「今日はあかんな。明日も有るし力残しとこうか。」と少し応援手抜きしたくらいでした。それを追いついた今のマリーンズはやっぱり強い。
だからこそ追いついた直後に山崎の大量失点は本当にやってはいけなかった。山崎はボール先行でカウントを悪くし、ストライクを取りにいった甘い球をことごとく打たれるといった。もっとも最悪なパターンでした。これでは下に落とす事も考えないといけません。
上記以外にももっと点を取れたのにという場面で取れなかったのも痛かった。
しかし、8回にウイリアムスの自滅で一点を取り一打逆転まで持っていき久保田を引っ張り出したのは大きい。これで勝ちパターンの中継ぎは引っ張り出せましたから。ただですらタイガースは9連戦ですから明日以降のタイガース中継ぎ陣は疲労困憊でしょう。
今日のゲームは追いついたからこそ勝たなければいけなかった。しかし負けたものの明日以降のタイガース戦を考えるとただで負けたわけじゃない試合でした。

*1:甲子園のグランドキーパー